麻独特の自然な風合いが魅力で、ナチュラルな雰囲気を演出してくれる麻ひもは、実はハンドメイドインテリアの材料としてもぴったりです。この記事では、麻紐の活用アイデアや、麻紐を選ぶときのポイントなどをご紹介します。麻紐に興味がある方や、ハンドメイドインテリアに使う素材をお探しの方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事を読むための時間：3分

麻紐を使ったインテリアの魅力は？

麻紐を使ったインテリアを取り入れることで、ナチュラルでおしゃれな雰囲気の部屋に仕上がります。季節を問わず、一年中楽しめるのもうれしいポイントです。素材感自体がおしゃれなのはもちろん、ひもなので編んで形を作ったり結んでアクセントにしたりと、アイデア次第でさまざまなアイテムを生み出すことができますよ。

また原料となる麻は、二酸化炭素をたくさん吸収して、植え付けた土地の土壌改良にもつながるなど、環境保全の面においても優れた植物です。そんな麻を使ったアイテムを取り入れることが、SDGs活動に貢献することになります。

ハンドメイド好きの方必見！麻紐の活用アイデアをご紹介

ここでは、麻紐の活用アイデアをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

好きな柄の布と一緒に結ぶ

麻紐は、布と合わせることで、お互いの素材が持つ魅力を高めることができます。布を巻いたあとに上から麻紐をぐるりと巻いて、ちょうちょ結びをするだけで、おしゃれな仕上がりに。簡単にできるので、消臭剤のパッケージなどの隠したい部分に取り入れてみるのもおすすめですよ。

木箱に結んでナチュラルカントリー調に

麻ひも独特の風合いを活かして、まるでアンティークの郵便小箱のような、ナチュラルカントリー調の小物入れを簡単に作ることができます。市販の木箱に麻紐を十字掛け蝶結びにするだけで、可愛い小箱が仕上がります。お気に入りのスタンプを押したり木箱の角を削ったりしても可愛いですね。

玄関やシューズボックスに置くと、温かい雰囲気を演出できますよ。編む必要もなくただ結び付けるだけなので、ハンドメイドが初めての方にもおすすめのアイデアです。

小物に巻いてみる

小物入れや不要になった調理器具、ブリキバケツの取っ手などに麻紐を巻き付けるだけでも、気軽にオーガニック調を演出できますよ。麻紐を巻けそうな部分があればできるので、ナチュラルな雰囲気を演出したいときにはぜひ挑戦してみてください。

ハンガーに巻いてずり落ち防止

細いワイヤーハンガーは、お手頃な価格が魅力ですが、服がずり落ちやすく見た目もおしゃれとは程遠いですよね。ワイヤーハンガーに麻紐をぐるぐると巻きつけていくだけで、とても可愛らしく仕上がり、服も滑りにくくなりますよ。

ゴミ箱のアレンジに

ゴミ箱のアレンジは難易度が低いので、ハンドメイド初心者の方にもおすすめです。準備するものはプラスチックのゴミ箱と、麻ひ紐、グルーの3つです。スタートの場所をグルーで固定したら、上から下へ向けて麻紐ぐるぐる巻きつけていくだけで完成です。このときグルーで少しずつ接着していきましょう。ガラッと雰囲気が変わるので、ゴミ箱をそのまま部屋に置くと生活感が出てしまう…とお悩みの方もお試しくださいね。

自然派の素材である麻紐は、植物のグリーンやナチュラルな素材との相性がぴったりで、お庭やベランダにしっくりと馴染んでくれます。フックなどで吊り下げることができる、プラントハンガーは室内外で使えてとてもおしゃれですよ。

麻紐を使ってプラントハンガーを作るときには、ひもを手で編む「マクラメ」という技法を使います。マクラメには簡単なものから複雑なものまでさまざまなものがあるので、自分好みの網目を見つけて挑戦してみてください。重い鉢を吊るすときには、太めの麻ひもを使うと安心ですよ。

麻紐を選ぶときのポイントは？

100均などで安く麻紐を購入することも可能ですが、手羽立ちが目立って手触りがざらざらしていたり、紐の長さが短かったり…という場合があります。用途に合わせて、お財布とも相談しながら、麻紐の種類を選びましょう。

また色のついた麻紐も販売されているので、アジアンテイストの小物をハンドメイドで作りたい！というときや、ナチュラル感を残しつつアクセントを加えたいときには、カラーの麻紐が活躍すること間違いなしですよ。

まとめ

いかがでしたか。麻紐の活用アイデアや、麻紐を選ぶときのポイントをご紹介しました。麻を使ったハンドメイドは、工夫次第で巻くだけでおしゃれなアイテムを生み出せるのがうれしいポイントですよね。麻の素材感や風合いを活かしたインテリア作りにぜひ挑戦してみてくださいね。