麻紐を食器洗いに使う方法と使い心地について

この記事を読むための時間：3分

マイクロプラスチックによる海洋汚染が問題提起されることが多くなり、ＳＤＧs活動が世界中で浸透していく中、生活用品をエコ素材のもので代用したり作ったりする動きが活発になってきました。例えば食器を洗うたわしですが、麻紐を編み込んで作ることができるって、皆さんご存知でしたか？麻紐で作った食器洗いたわしは耐久性に優れており、除菌もしやすいと、世間ではひそかに評判になっているようですよ。今回は麻紐で作った食器洗いたわしを使うことによるメリットや、作る際の注意点についてお話していきますので、ご興味のある方は最後までぜひお付き合いくださいね！

麻紐を食器洗いに使うメリットとは

麻紐は通気性や吸水性に優れており、麻紐を食器洗いたわしにすることで洗浄力や衛生面、環境保全の点において様々なメリットが生まれます。スポンジを麻紐たわしにすることで、利用者は具体的にどのようなメリットを得られるのかについて、見ていきましょう。

汚れを落としやすい

麻紐たわしの洗浄力はスポンジたわしに勝るとも劣らず、かなり高いです。麻紐は固く、表面の摩擦力も高いので、たわしの素材としても充分にその威力を発揮します。こびりついた汚れも麻紐たわしの摩擦力で十分に落とせますし、洗剤なしでもしっかり洗浄できます。

耐久性がある

自然素材の麻紐たわしが特に心配されるのはその耐久性ですが、以外と長持ちします。繊維性が強く、吸水性があるからか、包丁で切れてしまうことはまれにあっても、麻紐たわしは長いと2か月程使用することも可能です。スポンジたわしでも一か月使用すると表面がボロボロになってくるもの。それを考えると、麻紐たわしの耐久性はかなり高いとも言えるのではないでしょうか？

除菌がしやすい

麻紐たわしを利用することのメリットの1つに、除菌のしやすさが挙げられます。自然素材100%の麻紐たわしはスポンジたわしと違い、電子レンジに直接入れてレンジ消毒したり、沸騰したお湯に直接入れて煮沸消毒したりすることができます。また、通気性が良い麻紐を利用した麻紐たわしは乾燥させやすく、常に衛生的に利用することが可能です。

エコ

使い終わった麻紐たわしは化学物質を含まない100%自然素材でできているので、土に埋めて捨てることも可能です。畑に捨てることでゆくゆくは堆肥にもなります。マイクロプラスチックやビニール袋による環境汚染が問題になっている昨今、たわしを麻紐で作ることによりエコ活動に参加することと同じ意義を示せます。

麻紐たわしを作る際の注意点

麻紐たわしは水に濡れると縮んで固くなるので、作る際には少し大きめに作るのが良いでしょう。また、麻紐たわしに柔軟性や速乾性を持たせるためにも、網目をざっくり緩めに編み込むことがおすすめです。細編みよりも、長編みにしたほうが上手くいきますよ。細いひもを利用するのであれば2本取り3本取りにして作ると耐久性が上がります。

麻紐たわしを試してみよう

自然素材の麻紐を編み込んだだけで、食器や調理器具をスポンジのようにきれいに洗えるのかと心配になるかもしれませんが、麻紐たわしの洗浄能力は想像以上に優秀です。また、通気性もよく除菌もしやすいので、衛生的に利用することが可能です。編み方もYouTube動画などでいくつか公開されているので、気になる方はぜひ一度チャレンジしてみてください。洗浄力の良さ、除菌のしやすさから思わず家族や知人に自慢してしまいたくなるかもしれませんよ！地球にやさしい麻紐を使った麻紐たわしを使って、エコ活動に参加しましょう！