ベランダ菜園に挑戦する際、不安に感じることの一つに、台風が来たときの対策があるのではないでしょうか。毎日手間ひまかけて育てた野菜たちが、台風で台無しになってしまうことを想像すると、何とも言えない悲しい気持ちになってしまいますよね。この記事ではベランダ菜園の台風対策や、強い雨風から野菜を守るのに役立つアイテムをご紹介します。簡単に取り入れられるものばかりなので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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ベランダ菜園の台風対策をご紹介

ここでは、ベランダ菜園の台風対策をご紹介します。大切な菜園を守るためにも台風が訪れる前に些細なことでも必ず実施しましょう。

大きいプランターは固定する

家に入れることができない大きなプランターは、一カ所に固めて置いておきましょう。一番軽いプランターを中心に置き、重さのあるプランターで囲むように支えておくことをおすすめします。さらにプランターの四角を土嚢袋などの重しになるもので囲って固定すると安心ですよ。

動かせそうなものは室内へ

小さい鉢植えや動かせそうなものは、強風で吹き飛ばされやすく思わぬ事故の原因になる可能性もあるので、必ず室内に入れておきましょう。じょうろやスコップなどの小物も忘れないように取り込んでください。

高さのあるものは倒しておく

高さのあるものは、強風にあおられて倒れてしまうことが予想されるので、あらかじめ倒しひもでまとめておくことをおすすめします。固定していない支柱や背の高い資材なども同様なので、忘れないようにしておきましょう。

添え木をする

枝が風にあおられて激しく揺れてしまうのを防ぐために、植物の近くに長めの支柱を挿し、麻紐で結びつけてしっかりと固定しておきましょう。麻紐は摩擦力が強く、なかなか自然にほどけることがないので、強風や大雨の中でも安心して使うことができます。

グリーンカーテンを支柱で固定する

ゴーヤや朝顔で作ったグリーンカーテンは、支柱からネットごと取り外し、植物が傷んでしまわないよう丁寧に畳んでください。また降ろしたネットが飛ばないように端をレンガやコンクリートブロックなどに結びつけて固定しておきましょう。もしネットが降ろせない造りの場合には、支柱にしっかりと固定しておく必要があります。

果実は収穫しておく

収穫できそうな果実や野菜、観賞用の草花は、暴風雨の被害に遭う前に、できるだけ収穫しておきましょう。また大きな枝ものなどは短く剪定しておくと、散らかることもなく強風にあおられにくくなるので、被害を最小限に抑えることができますよ。

ベランダ菜園の台風対策に役立つアイテム

ここでは、べランダ菜園の台風対策をする際に、役立つアイテムをご紹介します。いざという時にいつでも対策できるように常備しておくことをおすすめします。

寒冷紗

夏の日差しや冬の寒さから、大切な植物を守ってくれる寒冷紗ですが、台風のときにも効果は抜群です。育てている途中の幼苗など背の低いものには、寒冷紗をかけて防風から守ってあげましょう。寒冷紗が飛んでしまうことのないように、洗濯ばさみを使って数カ所を固定しておくことをおすすめします。

台風ボックス

台風ボックスはその名の通り、台風が来たときにあらゆるものを収納して雨や風から守るための箱です。小さな鉢やプランターであれば室内ではなく、台風ボックスに収納しても良いでしょう。台風以外のときでもベランダに置いておけば、プランターを乗せて日当たりを良くしたりなど、高さを出すためのアイテムとしても活用できますよ。

麻紐

ここまでの台風対策のなかで、ひもを使って固定する場面がいくつか出てきましたね。例えば添え木を固定するときや、ベランダに置いてある高さのあるものをまとめるときに、ひもを使います。暴風雨の吹き荒れる場面を想定するので、このときに使うひもは、麻紐のように丈夫でほどけにくいものをおすすめします。麻紐は、普段の植物の世話にはもちろん、災害時にも何かと役立つので、一つ持っておくといいですよ。

まとめ

いかがでしたか。ベランダ菜園の台風対策や、強い雨風から野菜を守るのに役立つアイテムをご紹介しました。住んでいる地域にもよりますが、年に数度は台風の被害を受けることもありますよね。そのようなときに、さっと適切な対応ができるよう、普段からベランダ菜園の台風対策について頭の片隅に置いておいてください。