コロナ禍でおうち時間が増えたこともあり、手作りのハンドメイド小物に注目が集まっています。しかし、ハンドメイド初心者の方はどんなアイテムを作るべきか悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、気軽に取り組める「麻紐のペットボトルホルダー」の作り方をご紹介します。

この記事を読むための時間：3分

麻紐でできたペットボトルホルダーの作り方

早速「麻紐のペットボトルホルダー」の作り方をご紹介します。焦らずに自分のペースで楽しく制作しましょう。

麻紐を準備する

まずは、材料となる麻紐を準備します。計27m分の麻紐を用意してください。そして、1.5mの麻紐が16本、持ち手の部分を作るときに必要になる20cmの麻紐1本・3mの麻紐1本を切り分けます。16本の麻紐を一つに束ねたら、中心よりも左右どちらかに少しずれたところに結び目を作ってください。

底の部分を平結びで作る

麻紐の準備ができたら、まずはペットボトルホルダーの底となる部分から作っていきます。前段階で作った結び目のすぐ下で平結びを1.5回行ってください。ペットボトルのような重いものを入れた時に麻紐がほどけることがないよう、しっかりと引き締めるのがポイントです。また、1.5回平結びを繰り返す時に、全て同じくらいの力加減になるよう調節するようにしましょう。

側面を作る

底の部分が完成したら、七宝結びでペットボトルホルダーの側面を編んでいきましょう。最初に作った結び目をほどいたら、麻紐を4本ずつの束にして、中心から放射線状に広げ、中心をピンで固定してください。次に、全ての束の中心から3cmくらい離れたところで、それぞれ平結びを1.5回行います。

さらに、2段目からは、隣り同士の束から中心にある4本を使ってさらに1.5回平結びを行います。そのまま、6段まで繰り返したら側面の完成です。結び目の間隔が均一になるよう、定規を使って間隔をチェックしながら行うと、より美しく仕上げられます。

持ち手部分を作る

最後に、両端の麻紐を2つに分けて、6段目から7cmくらい離れた場所で結びます。結び目から20cmくらいのところをハサミで切り落としたら、左右の麻紐を合わせた中心部分を、事前に用意しておいた20cmの麻紐で結びます。次に、3mの麻紐をクルクルと巻き付けたら持ち手の完成です。

巻き付け終わった麻紐は、針を使って巻いた紐の中に入れ込んで処理をするか、接着剤などで固定するようにしましょう。持ち手に麻紐を巻きつける際には、強すぎず弱すぎず、ちょうどよい力加減で巻くのがポイントです。

ペットボトルホルダー以外の活用方法も沢山！　

今回ご紹介したペットボトルホルダーにはさまざまな活用方法があります。せっかくできたアイテムだからこそ、効果的にアレンジして使ってみましょう。

ワインをプレゼントするときのバッグとして

麻紐でできたペットボトルホルダーは、ワインバッグとして活用可能です。ワインをプレゼントするときに、おしゃれな麻のワインバッグを活用することで、より特別感を演出することができるでしょう。

野菜を入れたインテリアとして

ごちゃごちゃとしてキッチンをスッキリとおしゃれに見せたい場合には、麻のペットボトルホルダーを野菜ホルダーとして活用するのがおすすめです。たとえば、玉ねぎやじゃがいもなどを入れてキッチンに吊り下げるだけで、キッチンのインテリアへと変身します。

ピクニックのお供として

麻のペットボトルホルダーは、少し大きめに作るだけで、ピクニックのお供に変身します。冷たいドリンクやコップなどをまとめて持ち歩くのにうってつけです。

まとめ

今回は、麻でできたペットボトルホルダーの作り方や活用方法についてご紹介しました。麻紐さえあれば、誰でも簡単に製作することができます。ぜひ、隙間時間を活用して、麻紐のアイテム作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。