麻紐を漂白する方法について

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荷造り用麻紐を購入し、バックや小物入れを自作する方が最近増えているようです。初心者の方が意外と簡単に作れてしまうほどの手軽さも人気の理由の一つですが、制作者の頭を最も悩ませるのが麻ひも独特の色。麻紐を使ってナチュラルテイストの爽やかなバッグやアクセサリーを作るのであれば、麻紐をそのまま使用せず、漂白してから使用すると、いい感じに仕上がりますよ！でも、麻紐をうまく漂白するにはどのようにすればよいのか、皆さんはご存知ですか？このような疑問を抱いている方々に向けて、今回は麻紐の漂白の仕方について具体的に解説していきます。

白い麻紐が欲しいのなら

麻紐を使って作るバックや小物入れは、夏が良く似合う、ナチュラルでシンプルなイメージに仕上げたいですよね。でも一般的に安く販売されている麻紐は元々荷造り用で、焦げ茶色など、濃い色のものが多く、カラーバリエーションも少なく、爽やかなイメージとは少しかけ離れている感じさえします。もう少し白い麻紐があれば、と感じるのであれば、少々手間はかかりますが、麻紐を一度ほどき、漂白してから利用することをおすすめします。

麻紐を漂白する方法

麻紐を漂白する方法は次の3点です。

・酸素系漂白
・塩素系漂白
・蛍光漂白

特に酸素系漂白は肌にも自然にも優しく、おすすめの方法です。3つの漂白方法を具体的に見ていきましょう。

酸素漂白

過炭酸ナトリウムを主成分とする酸素系漂白剤を使用することで、漂白、消臭、抗菌の3点が同時におこなえます。酸素系漂白剤は漂白後、最終的に酸素と水になるので、自然を汚染する心配もありません。酸素系漂白剤を使用するには、2リットルの水に酸素系漂白剤10グラムが目安となり、30度~50度のぬるま湯を使用するとより効果的です。ほどいた麻紐を酸素系漂白剤を溶かしたぬるま湯に浸し、30分程つけ置きすることで麻紐をきれいに漂白するだけでなく、麻紐独特の臭いも抑えてくれます。

塩素漂白

一般の家庭に置いてある塩素系漂白剤、つまり「ハイター」を利用して漂白する方法です。塩素系漂白剤を使用することで酸素系漂白剤よりも更に強力な漂白効果を得られます。また、塩素系漂白剤はスーパーやドラッグストアで比較的安価で売られており、低予算でおこなえるのも魅力です。但し、塩素系漂白剤の主成分である次亜塩素酸ソーダは肌に触れると危険なので、ゴーグルやゴム手袋を付けるなど、取り扱いには充分注意が必要です。

蛍光漂白

蛍光漂白剤入りの洗剤を使って麻紐を白くしていく方法ですが、仕上がりにムラができる、皮膚刺激やアレルギー反応を起こしやすいなどの理由から、あまりおすすめできません。

白い麻紐で作ろう！おすすめアイテム

白い麻紐はナチュラル感を感じさせる爽やかなグッズを作るのに最適です。どのようなものが作れるのか、具体的に見ていきましょう。

麻紐バッグ

白い麻紐は、夏のイメージにピッタリな麻紐バッグを作るのに最適です。白い麻紐の爽やかで、ナチュラルなイメージがどんな夏の服装にもピッタリ合うこと、間違いなしです。また、麻紐は通気性もよく、夏の買い物バッグとして利用するのも最適なアイテムとなります。

ブレスレット

バッグや小物入れ作りは時間がかかって大変、と感じている方にはブレスレット作りがおすすめです。最近では麻紐を使ったブレスレット作りの動画もYouTubeで数多く公開されているので、短時間で手軽に作ることができます。また、毛糸を一緒に編み込んでみたり、石を組み合わせてみたりして、自分だけのオリジナル作品を作り上げることも可能です。

麻紐を有効に利用しよう

荷造りやプレゼントのラッピングで使われることが多い麻紐ですが、漂白して色を白くすることでナチュラル感のある爽やかなイメージのグッズ制作に利用できます。漂白をする際は人にも地球にも優しい酸素系漂白剤がおすすめですよ！白い麻紐で作ったバッグやアクセサリーは通気性もよく、デザイン、機能ともに夏にピッタリのアイテムとなること、間違いなしです。麻紐を有効に利用し、暑い夏を爽やかに、快適に過ごしましょう！