私たちに癒しを与えてくれる観葉植物ですが、鉢カバーをつけることでより可愛らしくおしゃれに仕上げることができます。しかし、鉢にぴったり合うサイズの鉢カバーが見つからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。実は、麻紐を使うことで、簡単にぴったりサイズの鉢カバーを作ることができます。今回は、鉢カバーの編み方や、作り方のアイデアをご紹介します。

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麻紐で作る鉢カバーの編み方

まずは、麻紐で作る鉢カバーの編み方をご紹介します。麻紐がもつナチュラルな風合いが観葉植物とマッチし、おしゃれな雰囲気に仕上げられます。

準備するもの

麻紐、かぎ針、とじ針を用意してください。麻紐には、さまざまなカラーが用意されているため、お部屋の雰囲気や植物のカラーに合うものを選びましょう。どうしても好きなカラーが見つからない場合には、絵の具や草木染を利用して自分で色を染めることも可能です。

作り方

まずは、鉢カバーの底部分を編みます。指に糸を巻き付けて作り目をつくってください。次に、細編みを6目分編んでいきましょう。6目編み終わったら、糸の端を引っ張り、輪をしっかりと引き締めてください。最後に引き抜き編みをしたら、1段目の完成です。

2段目以降も1段目と同じように細編みを行ってください。2段目では12目、3段目では18目、4段目では24目というように、6目ずつ網目を増やしていきます。鉢の底の大きさに合うまでこのまま編み進めていきましょう。底が完成したら、次に側面を編んでいきます。まず、立ち上がりの鎖編みを1目編み、目を増やさずに鉢の高さになるまで編み進めてください。最後の1周では、1目ずつ全て引き抜き編みを行い、糸の後始末をしたら完成です。

ワンポイントアドバイス

麻紐の色を2色使ったり、3色使ったりすることで、よりオリジナリティあふれるデザインに仕上げることが可能です。また、革をちょうどよい大きさにカットして、カシメで取り付けることで、より高級感を出すのもおすすめです。このように、カラーやアクセントを上手に使いながら、とっておきの鉢カバーづくりに挑戦してみましょう。

鉢カバーを作ってみました

花屋のラゴムトさんの考案で、Faden 108の麻紐を使用して作家さんが鉢カバーを作ってくださいました。編み物作家のnao handmadeさんは、どの作品もひとめひとめ丁寧に麻紐を編んでくださいます。すべて手作りなので、色合いも様々でどれも可愛いです。お家の観葉植物を麻紐の鉢カバーに入れるだけで、とてもおしゃれですね。インテリアとしても素敵です。また、小物入れとしてもお使いいただけますので、お気に入りの化粧品などを入れてもおすすめです。

こちらの作品はラゴムトさんで販売しています。

https://www.instagram.com/p/CHMTkiasRJy/?hl=ja

麻紐だけじゃない！おしゃれな鉢カバーのアイデア

鉢カバーは、麻紐だけでなくさまざまな素材で作ることが可能です。100均にある手頃な素材や、家に眠っている使っていない素材などを活用して、おしゃれな鉢カバーを作ってみてはいかがでしょうか。

すのこ

植物ととても相性がよいのがすのこの鉢カバーです。木目のもつナチュラルな雰囲気が、観葉植物を一層際立たせてくれます。材料は、すのこ、L字の金具、水性ニスだけで簡単に制作可能です。すのこは、100均でも簡単に手に入れられるため、好きな鉢植えの大きさや形に合うものを選んでみましょう。

また、すのこの木の目を生かしたウッド調に仕上げるのも良いですが、ペンキを使って白やブルーに仕上げることで、よりポップな雰囲気にすることも可能です。

フレーム

写真フレームや、インテリア黒板フレームなどを4枚使用することで、おしゃれな鉢カバーを作ることもできます。作り方は簡単で、4枚のフレームをボンドで固定し、釘を打って固定するだけです。黒板タイプを選んで好きなフレーズや文字をはったり、写真フレームを選んでポストカードやお気に入りの写真を飾ったりすることで、よりオリジナリティあふれる鉢カバーに仕上げられるでしょう。

まとめ

今回は、麻紐を使った鉢カバーの編み方をご紹介しました。麻紐だけでなく、すのこやフレームなどを使用することで、簡単に鉢カバーを作ることが可能です。そのほかにも、鉢におしゃれななをかぶせてホッチキスやリボンでとめたり、空き缶にロープを巻き付けたりと、アイデア次第でいくらでも方法が見つかることでしょう。ぜひ、インテリアにぴったりあうおしゃれな鉢カバーづくりに挑戦してみてください。