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【SDGs】ビニール袋はなぜ有料化したの?その理由について解説

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有料化したビニール袋

 

かつては無料で貰えていたレジ袋も今では1枚2円~5円と、ほとんどのスーパーやコンビニを始め、あらゆる小売店において有料化されました。なぜレジ袋が有料化されたのか、皆さんはご存知ですか?原材料が高騰したから?それとも物価が上昇したから?ご存じな方も多いでしょうが、実はこれには確固とした別の理由があります。

 

今回はレジ袋が有料化された理由について、できるだけ詳しく解説していきます。知っている方も知らない方も、ぜひこの記事に目を通しておいてください。

この記事を読むための時間:3分

ビニール袋の有料化とは?

小売店において無料で配られていたビニール製のレジ袋が本格的に有料化されたのは2020年の7月1日。これらを扱うすべての業者において有料化することが義務となりました。なぜ法律により義務化されたのか、それは世界中で大量に捨てられるレジ袋やペットボトルなどのプラスチックゴミが地球の自然環境に悪影響を及ぼしているからです。

 

海に流れたプラスチック製品はマイクロプラスチックとなり、魚など、海の生命体や、それを食べる人間の身体に影響を及ぼすことが指摘されています。また、山に捨てられたビニールゴミを他の動物たちが誤って食べてしまい、窒息死するといった事例が多発しているのです。

 

地球上の自然や生命体に悪影響を与えるプラスチックゴミを削減するために、このような政策が国を挙げて立ち上がった、というわけです。

なぜ有料化されたの?

レジ袋を有料化した最大の理由は、国民一人一人にマイバックを持参して買い物してもらい、ビニール袋の利用を削減するためです。レジ袋を有料化し、利用率が減少すれば、それだけ家庭から出るビニールゴミの量も削減されます。

 

ビニールゴミが減れば焼却処理した際に発生する二酸化炭素の量も削減でき、埋め立てによる土壌汚染も軽減できます。特に現代においては世界中で気候の温暖化が問題となっており、それに比例して記録的な自然災害も増加中です。

 

後世に少しでも住みやすい環境を残すために、政府はビニール袋を有料化し、マイバックの持参を推進することで、ビニールゴミの削減を図ろうとしたのではないかと考えられます。

有料化だけでは無意味?その理由とは

レジ袋の有料化はビニールゴミの削減には一定の効果が期待できるものの、プラスチックゴミの削減には効果が薄いともいわれています。なぜそのように考えられているのか、その理由について詳しく解説していきます。

環境への影響はわずか

例えば海洋ゴミですが、マイクロプラスチック化するプラスチックゴミのうち、ビニール袋のごみは重量にするとわずか0.4%に過ぎません。そのほとんどが漁に使うロープやプイ、もしくは発泡スチロールなどです。レジ袋の削減だけを一生懸命行っていても、その影響はわずかなもののように思われます。

結局プラスチック製の袋は必要

そもそもレジ袋は結局のところ買うことはできるので、有料化することでどれくらい効果があるのか疑問に思える部分でもあります。レジ袋の有料化により、マイバックの持参率は70%を越えたともいわれていますが、マイバックを持参しても有料のレジ袋を購入しているパターンもあり、この点からもその有効性がどれくらいあるのか、疑問が拭えません。

頻繁なエコバック買い替えによる環境への影響

レジ袋を止め、マイバックを持参するようにしても、それがプラスチック製品であれば、買い替えたりすることで結局はプラスチックごみを排出してしまうことになります。エコバックを利用し、環境問題の解決に貢献したいのであれば、バックの素材自体にもこだわる必要性があります。

「レジ袋有料化」の本当の目的とは

レジ袋の利用を止めて、マイバックを持参するようにしても、結局のところその貢献度はわずかばかりなように思えます。ではなぜ、政府はレジ袋を敢えて有料化したのでしょうか?

 

それは全国民に環境に配慮したライフスタイルを考案してもらうためではないかと考えられます。地球をこれからも住みよい環境へと維持していくために資源を大切に使う、無駄を出さない、などの環境に配慮した生活習慣を身に付けてもらうことこそ、この制度の本当の目的なのではないでしょうか。

まとめ

ビニールゴミの有料化はプラスチックゴミの削減を目的としているように思われますが、その本当の目的は私達が後世に住みやすい環境を残すために何ができるのかを考えるきっかけ作りではないかと考えられます。有料化をきっかけに環境問題について真剣に考える人が増えれば、その目的が達成されたことになるのではないでしょうか。

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