ベランダ菜園を始めるには必ず必要なプランター。ホームセンターなどで探してみるものの、なかなかお気に入りのものに出会えないと言う方も多いのではないでしょうか。そんなときにはプランターを手作りしてみるのもおすすめです。この記事では、手作りプランターに使える素材や、ブリキのバケツを使ったおしゃれなプランターの作り方をご紹介します。ベランダ菜園に興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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手作りプランターのメリットは？

ここでは、手作りプランターのメリットをご紹介します。

環境に優しい

本来ならばゴミになるはずのペットボトルや牛乳パックなどを、プランターに生まれ変わらせることで、リサイクルになり環境保全につながります。またプランター自体が不要になった場合、再生紙や麻を使ったプランターは特に処分しやすく、素材によってはそのまま土に還せるものもあります。

紙・布製のプランターは植物が元気に育つ

再生紙を使った手作りプランターや、麻で作られた布製のプランターは、水や空気を通しやすく土の状態がいいので、しっかりと根を張ることができて、茎や葉が元気に育ちます。

デザインや色を好きにできる

お店でプランターを探すと、気に入るデザインや色がなかったり、あったとしても高額で手が出せなかったり…ということがありますが、手作りだと比較的安価で好みのデザインに仕上げることができます。プランターのデザインは、ベランダの雰囲気も左右しますし、好みのものを使うと植物のお世話がより一層楽しくなりますよ。

手作りプランター作りに使えるものは？

おうちにある不用品を上手く使えば、手作りプランターに蘇らせることができます。ここでは、手作りプランターに使えるものをご紹介します。

ペットボトル

飲み終わったペットボトルを使って、野菜やハーブを育てることが可能です。上から1/3程度の部分をカッターで切って、飲み口をさかさまにしてかぶせます。水を含ませたスポンジを使って発芽させた種を、ペットボトル容器にスポンジごと植え付ければ、水耕栽培で育てることができます。液体肥料も忘れずに入れてくださいね。

発泡スチロール

発泡スチロールは、水はけ用の穴を簡単に開けることができるので、とても簡単にプランターを作ることができます。ただし見た目はおしゃれではないので、機能性を求める方におすすめです。発泡スチロールはスーパーや魚屋さんにお願いすれば、もらえる場合が多いですよ。

麻袋

コーヒー豆の麻袋を使った手作りプランターは、簡単なのに見た目がおしゃれなので、とても人気です。麻の素材は通気性がいいので、穴をあける必要がありません。袋が安定するように、袋の一番下にはレンガなどの重いものを入れておきましょう。

空き缶

輸入品の缶詰や空き缶を使えば、自分でデザインを工夫しなくても、映えること間違いなしのプランターを作れます。空き缶に穴をあける作業が大変なので、電動ドライバーなどを活用し、ケガをしないよう作業を進めましょう。

ブリキのバケツを使ったプランターの作り方

ここでは、ブリキのバケツを使ったプランターの作り方をご紹介します。少ない材料で手軽に作れるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

必要なもの

ブリキのバケツを使ってプランターを作るときに必要なものをご紹介します。

・ブリキのバケツ

・鉄工に使える電動ドライバー

作り方

ブリキのバケツを使ったプランターの作り方を解説します。たったの2ステップで、インダストリアルな印象のおしゃれなプランターを作れますよ。

①電動ドライバーを使って、ブリキバケツの底に排水用の穴をあけましょう。

➁排水が上手くいくことを確認したら完成です。鉢底石と土を入れて、苗や種を植えましょう。

作るときのポイント

ブリキのバケツを使ったプランターを作るときのポイントを解説します。

・電動ドライバーには、付属のドリル刃が木工用しかないものもあります。鉄工用であることを確認して使ってください。

・ブリキに穴を開けるのが難しいときには、小さい穴をたくさん開けて排水量を調整しましょう。

まとめ

いかがでしたか。手作りプランターに使える素材や、ブリキのバケツを使ったおしゃれなプランターの作り方をご紹介しました。プランター作りは思いのほか簡単で、デザインの幅も広がるので、試してみる価値があるのではないでしょうか。お金をあまりかけずに、ベランダ菜園をおしゃれに生まれ変わらせたいとお考えの方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。