ハンドメイドで副業をしてみたいけれど、なかなか覚悟が決まらず迷っているという方も、多いのではないでしょうか。副業といっても、初期費用や時間もかかるからこそ、メリットとデメリットの両方の面を知っておきたいですよね。この記事では、ハンドメイドで副業をするときのメリットやデメリットと、注意点をご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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ハンドメイドで副業をするメリットは？

ここでは、ハンドメイドで副業をするときのメリットをご紹介します。

趣味をお金に換えられる

趣味でハンドメイド作品作りをしている方にとっては、自分の好きな作業をしてお金が手に入るという点が、最大のメリットではないでしょうか。作業時間が苦にならないというのは、長く続けていくためには大きな強みですよ。

自分のペースで作業ができる

ネットで販売をする場合、送る日付けを守る必要がありますが、作品作りに関しては基本的に、今日中にどれだけ作らなければならないというノルマもなく、上司や同僚に急かされるようなこともありません。空いた時間を有効に使えるので、本業の仕事がある方や、家事や育児で忙しい方にとっては、自分のペースで作業ができるというのが大きなメリットになりますね。

人間関係に悩まない

基本的にハンドメイド販売での人間関係は、購入者と自分の一対一になります。特に制作の段階では、1人で黙々と作業することが求められます。会社などのコミュニティーで人間関係に悩んでいる方は、ハンドメイドの仕事を心地よく感じる方も多いです。

喜んでくれる人がいる

自分が心を込めて作った作品を、誰かがお金を出して買ってくれるというのは、ハンドメイドで副業をする上でとてもうれしいことです。メッセージ機能を通して喜びの声が届いたり、ときにはリピートして購入してくださったりする方もいます。喜んでくれる人の存在が支えになり、長く続けていけるという人が多いのも納得ですよね。

ハンドメイドで副業をするデメリットは？

ここでは、ハンドメイドで副業をするときのデメリットをご紹介します。

売れなければマイナス

当然のことですが、ハンドメイド作品を作るためには、材料費や道具をそろえるためのお金がかかってしまいます。思ったように稼ぐことができなければ、結果として利益が出ずに、収支がマイナスになってしまうことも考えられます。最初は安い道具を使ったり、高い材料を買わないようにするなど、リスク管理を行うことも必要です。

梱包や発送が面倒な人も

ハンドメイド作品を作るのは好きだから苦にならないけれど、少しめんどくさがりなところがある…という方にとっては、梱包や発送の作業を億劫に感じることがあるかもしれません。必ず約束した発送日に間に合うように準備しておきましょう。

ハンドメイドで副業をするときの注意点は

ここでは、ハンドメイドで副業するときの注意点についてご紹介します。

製造物責任・PL法に気を付ける

作品を販売して、怪我や健康被害を与えてしまった場合、製造物責任・PL法が適用されることがあります。作った作品の耐久性や安全性には責任を持ち、販売を行う上で必要な法律についても、ある程度勉強しておきましょう。

著作権を守る

ハンドメイド作品を販売する場合には、著作権や商標権を守らなければいけません。著作権があるものの中には、商用として扱えるものと、商用不可なものがあるので、注意が必要です。著作権が問題になるケースとしては、キャラクターや誰かのイラスト、ロゴやレシピなどが代表的で、判別が難しいこともしばしばあります。迷ったときにはメーカーや作った人に問い合わせてみましょう。

一定以上の所得があるときには税金も

ハンドメイドの販売で、一定以上の所得がある場合には、税金を納める必要があります。また下記の場合には、確定申告が必要です。

① 1年間の所得が48万円を超える

②副業の場合は、1年間の所得が20万円を超える

扶養内に収まるかどうかなどの問題もあるので、お金の問題については、慎重に検討しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。ハンドメイドで副業をするときのメリットやデメリット、注意したいポイントについてご紹介しました。何をメリットやデメリットに感じるかは、その人の状況や考え方によっても変わります。ご自身の生活スタイルや求めるものを振り返って、じっくり検討してみてくださいね。