レゲエ用語集!レゲエでよく使われる言葉の意味や使い方を解説
レゲエ用語の意味や使い方について
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ジャマイカ発祥の音楽「レゲエ」。日本でも人気の音楽ですが、レゲエにはそれに纏わる独特な用語が沢山あり、よく耳にする言葉でも、何と言っているのか、どういった意味があるのか分からないという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、レゲエ関連のシーンで使われる言葉の中でも、よく聞かれる言葉の意味や使い方などをご紹介します。
目次
レゲエで使われる言語は「パトワ語」
レゲエで使われる言葉は、「ヤーマン」や「ラガマフィン」など独特な発音で聞き慣れないものが多いですよね。これらはレゲエの発祥地であるジャマイカで一般的に使われる「パトワ語」です。パトワ語は英語とアフリカ語がベースになった言語であり、ジャマイカ語と呼ばれることもあります。
レゲエ用語
レゲエで使われるパトワ語や独特なスラングは数多くあります。その中でも頻繁に使われる用語をご紹介します。
Big Up(ビ・ガップ)
相手を褒め称える言葉です。「大物だ!」「器が大きい!」という意味ですが、単に「よくやった!」「頑張ったな!」と褒める際にも使われます。この言葉は古くからあるわけではなく、ここ数年で誕生し、レゲエのミュージックシーンで流行したため広く知られるようになりました。
BREDDA(ブレダ)
「同じ志を持つもの」を意味し、「仲間」を表す言葉です。また、実際に血のつながりはなくても非常に仲の良い人を日本語で「兄弟」と表す場合がありますが、「BREDDA」も同じニュアンスで使います。
Clash(クラッシュ)
「Clash(クラッシュ)」とは、2人のサウンドクルーが音楽をかけ合い、音を競い合うというもの。音の格闘技とも呼ばれ、どちらがよりクールな音であるか、勝敗は観客がジャッジします。
Dub(ダブ)
リミックス音楽の基礎のこと。70年初頭に、ジャマイカのレコーディング・エンジニア「キング・タビー」が始めたと言われています。現在ではレゲエだけに関わらず、主にダンスホールでかけられる様々な音楽で使われています。
Irie(アイリー)
元々は、アフリカ回帰思想である「ラスタファリア」から生まれた言葉ですが、ラスタファリアを信仰するジャマイカ人がレゲエで使うようになったことで、レゲエ用語としても知られるようになりました。意味は「気持ちいい」「素晴らしい」です。
Pull up(プーロー)
レゲエのライブなどでは、観客がセレクター(DJ)に向かって「プーロー!」と叫ぶ場面がよく見られます。直訳すると「引き上げる」という意味ですが、ライブなど音楽を楽しむ場面では「もう一回(同じ曲を)かけて!」という意味になります。
Gun finger(ゴンフィンガー)
「プーロー」の掛け声が上がっている時、人々が人差し指と中指を突き立てる姿もよくみるでしょう。この指の形は「Gun finger(ゴンフィンガー)」と呼ばれます。Gunとは銃のことで、指の形が銃に見えることからこのように呼ばれるようになりました。なぜ銃の形を作るのかというと、実際にジャマイカでは音楽を楽しんでいる際、テンションが最高潮に達すると興奮して銃を空に向けて発砲することがあるからです。
Raggamuffin(ラガマフィン)
タフでクールな不良を指す言葉です。「ラガマフィン」はダンスホール・スタイルの音楽を指す場合もありますが、現在ではもっぱら不良を意味します。レゲエのヒット曲である「ラガマフィン・ガール」は、派手な格好でやんちゃな女の子をはやし立てる曲です。
Rudy(ルーディ―)
「Rudy(ルーディ―)」も不良を表す言葉で、ラガマフィンの前に使われていました。当時は不良は「ルーディー」あるいは「ルード・ボーイ」と呼ばれており、元ルード・ボーイだったレゲエシンガーもいます。
Roots(ルーツ)
レゲエが「ダンスホールレゲエ」や「ダブ」など、細分化して行くにつれ、「Roots」というジャンルも生まれました。レゲエは元々、アフリカ回帰をスローガンに掲げたラスタファリ運動のメッセージ性を含んだ音楽でしたが、人気になるにつれてラスタファリ思想は薄れて行きました。そのため、レゲエの中でもラスタファリを前面に押し出したものは、「Roots」という新しいジャンルとして確立したのです。
Slackness(スラックネス)
ダンスホール・スタイルの歌詞の中でも、下ネタや卑猥な言葉が含まれるものを指します。大人の愛を歌ったものでも、内容に直接的な言葉や表現が含まれているとスラックネス扱いされることもあります。
Vibes(ヴァイブス)
人や、人が創りあげたもの(ここではレゲエの歌)から出る気やオーラのようなものを指す言葉です。単純に感覚やテンション、ポジティブな気持ちという意味でも使われます。「ヴァイブス上げて行こうぜー!」と声が挙がったら、もっとテンションを上げよう、盛り上げようという意味です。
Winey(ワイニー)
レゲエダンスの中の、腰をくねらせるようにゆっくり回す動きを表す言葉です。腰の動きがワイングラスを揺らす様子に似ていることから名づけられたと言われています。
Yah Man(ヤーマン)
「Yah Man(ヤーマン)」はレゲエの挨拶の言葉です。レゲエシーン以外でも、ジャマイカではポピュラーな挨拶として使われています。英語の「Yeah Man」から派生してできた言葉で、「元気?」「調子はどう?」といった意味を持ちます。「Yah Man」を使う際は、お互いの拳を軽く合わせるように、拳を突き出しながら声掛けをします。相手から「Yah Man」と挨拶されたら、こちらからも拳を合わせながら「Everything Criss(エヴィシン・クリス)」(意味:上手くいっているよ!)と返すとよいでしょう。
ちなみに「Yah Man」のyahは「イェーイ!」といった軽い雰囲気があるため、いくらジャマイカではポピュラーな挨拶とは言っても、正式な場やビジネスなど真面目な雰囲気が求められる場には向きません。TPOを考えて使うようにしましょう。
wah gwaan(ワーグワン)
「wah gwaan(ワーグワン)」も挨拶で使われる言葉です。「元気?」という意味で、相手に最近の様子を聞く際に使われます。
レゲエ用語を知ってレゲエを楽しもう
レゲエでは、発祥の地であるジャマイカで使われるパトワ語のスラングが多く使われています。パトワ語は英語とアフリカ語が混ざり合ってできた独特な言語であるため、日本にはあまり馴染みがなく、どのような意味があるのか詳しく知る人は少ないでしょう。しかし、よく使われる用語やその意味を知っていれば、今よりもっとレゲエを楽しむことができますよ。ぜひ、今回ご紹介したスラングを覚えて、使ってみてくださいね。
レゲエ風作品の作家:Northern Hempさん
Faden108の緑麻を中心に白麻、茶麻も組み合わせた作品です。ウッドビーズやシルバービーズとの相性も良いです。
白麻は染料で染めることができます。
Faden108の緑麻を中心に編んだ眼鏡チェーンです。
マスクチェーンに工夫してもお洒落ですね。
ラスタカラーの毛糸と麻ひもを2本どりで編み込んだ小物入れです。
麻紐
商品詳細
様々な用途に使えて、ナチュラルでハンドメイドと相性抜群な麻紐です。
ラッピングに使ったり、小物に巻きつけたりと麻紐を使うだけでオシャレを演出できる優れものです♪季節を問わないので、一年中楽しめるのも麻紐のいいところ♪
麻紐の小巻 ~20メートル
商品詳細
麻紐を20メートル巻きで販売しております。
~20メートル(5m.10m.15mなど)の販売も行っておりますのでご相談下さい
麻紐 サンプル
商品紹介
麻紐のサンプル、1.5mです。
送料無料となっております♪
様々な用途に使えて、ナチュラルでハンドメイドと相性抜群な麻紐です。
ぜひ一度、お手元にとって質感を試してください♪
ONLINE SHOP
Faden 108 – ファーデン イチマルハチ –
ナチュラルで素朴なデザインが魅力です。
本来はたたみの糸として使われている麻紐。
ひっぱっても切れにくい強さと、年数が経っても残っていられるのが自慢です。
必要な人に届けたい。
ぴったり必要とされる品物に出逢いたい。
お客様(誰か)とFaden108の絆を結ぶ糸になれますように。
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