麻紐を使ったエコ雑貨で楽しむハンドメイドトレンドとナチュラルインテリの世界

“ナチュラルインテリ”な暮らしを目指す方にとって、素材にこだわった雑貨づくりは欠かせません。そんな中、環境にもやさしく、手しごと感も楽しめる素材として注目を集めているのが「麻紐」です。今回は、キーワードである 「ナチュラルインテリ」「エコ雑貨」「ハンドメイドトレンド」「麻紐」 を軸に、麻紐を活用したエコ雑貨づくりの魅力とアイデア、そしてナチュラルインテリな空間に取り入れるポイントをたっぷりご紹介します。
麻紐が今、注目される理由
まずは、なぜ麻紐がハンドメイド材料として、そしてエコ雑貨として今人気なのか、その背景を整理しましょう。
天然素材ならではの風合いと耐久性
麻紐は植物の麻(ヘンプ・ジュート・リネンなど)からできたひも。ナチュラルな色み・ざっくりとした質感がそのまま活き、木材・植物・ラタンなどと相性が良いため、“ナチュラルインテリ”なテイストにぴったりです。
また、しっかりと編んだり巻いたりすれば、比較的耐久性もあるため雑貨として実用に耐えることも大きな魅力です。
エコな材料としての価値
麻は生育時に化学肥料・農薬をあまり必要とせず、製造工程でも環境への負荷が比較的低いとされます。実際、麻紐を含む天然素材のひもは「自然に還る」性質を持つため、エコ雑貨としての位置づけがしっかりしています。
さらに、「使わなくなったものを麻紐でリメイク」「身近なボトルや瓶を麻紐で巻くだけで再生雑貨に」など、アップサイクル的な使い方も多く紹介されています。
ハンドメイドトレンドとしての「手作り+個性」
“ハンドメイド=手作り”には、世界中で“自分だけのものを作る”“既成品にはない味を出す”というムードがあります。ここに、麻紐という素材の「手触り感」「編む・巻く・結ぶという作業が伴う」性質がマッチし、ハンドメイドトレンドの中でも特に手軽かつインテリアに馴染む材料として人気を集めています。実例記事でも、「初心者でもできる」「ちょっと巻くだけで印象が変わる」という声が多く見られます。
麻紐で作れるエコ雑貨アイデア
ここからは、具体的に「麻紐」を使ってどのようなエコ雑貨が作れるか、実例とともにご紹介します。少し手を動かすだけで「ナチュラルインテリ」な空間づくりが楽しめます
小物雑貨編
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コースター・鍋敷き
円形に編んだ麻紐のコースターは、食卓にナチュラルな温かみをプラス。麻紐は熱に強く、結露にも対応できるという利点もあります。
Faden 108の麻紐と毛糸のコースター -
キーホルダーやタッセル
麻紐を三つ編みにしたりタッセル状に整えて、バッグチャームや鍵につけるだけでも“エコ&手作り”感が出ます。
Faden 108の麻紐で作られた麦わら帽子のチャーム -
小物入れ・かご
細めの麻紐を編んで、小さなアクセサリー入れやリモコン入れなどを作ると、機能性+インテリア性が両立できます。
Faden108の麻紐と毛糸で編まれた小物入れ
インテリア雑貨編
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プラントハンガー(吊り鉢カバー)
麻紐と植物は好相性。吊るすタイプの鉢カバーを麻紐で作れば、まさに「ナチュラルインテリ」な空間演出が可能です。

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ランプシェード・壁飾り
風船などを型にして麻紐を巻き、硬化させてシェードにする方法も。光が透ける隙間を楽しんだり、壁にタペストリー風に吊るしたりすると趣き深い仕上がりに。

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ラグ・マット
大きめに編んだ麻紐のマットを玄関やリビングに置くと、自然素材特有の温もりが出せます。床の素材(フローリング、畳)とも馴染みがよいです。
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リメイク・アップサイクル編
身近なアイテムをそのまま使い、麻紐で巻いたり結んだりして「ただ置いていたモノ」を雑貨に変身させるのもエコ雑貨らしい楽しみ方です。例えば、空き瓶を麻紐で巻いて花瓶にしたり、古いゴミ箱を麻紐でぐるぐる巻いて新しい顔に仕立てるなど。 こうしたDIYが、手作り市場での「ハンドメイドトレンド」のひとつでもあります。
ナチュラルインテリな空間づくりに麻紐を取り入れるポイント
雑貨を作るだけでなく、出来上がったアイテムを「どのように配置・演出するか」が“ナチュラルインテリ”な暮らしを実現する鍵です。ここでは取入れ方のコツをまとめます。
素材の統一感を出す
木材・植物・麻紐といった素材を組み合わせると、ナチュラルな統一感が生まれます。逆に、強めの色や人工的な素材(プラスチック丸出し)ばかりが混ざると、手作り感が浮いてしまうことも。
麻紐で作った雑貨が浮かないよう、他のインテリア素材も「ナチュラル系」で揃えるとバランスが良いです。
配色・空間バランスを意識する
麻紐そのものはナチュラルカラー(ブラウン/ベージュ/生成り)が基本ですが、最近ではカラー麻紐(グリーン、ホワイト、グレーなど)もあります。使う空間や壁・家具の色を考えて、「アクセントとして少し色味を足す」か「統一感を保つモノトーン寄り」で揃えるかを検討しましょう。
また、雑貨アイテムを一か所にまとめて配置すると“ところどころ散らばっている感”が出てしまうため、テーマを決めて配置するのがオススメです。
手作りならではの「味」を活かす
ハンドメイド作品=完璧ではなく“手しごとの跡”が魅力の一部です。編み目が少しゆるい、巻きにムラがある、ボンド跡がほんのり見える…など、その“少しのゆらぎ”を“味”として楽しむことで、ナチュラルであたたかいインテリアになります。
もちろん、作る前に「どこまで仕上げを整えるか」を決めておくのも、仕上がり満足のコツです。
日常使い+見せる収納で機能も演出
ナチュラルインテリな暮らしでは、「生活感を隠すより、素材の質感を活かして見せる」ことが増えています。麻紐で作った小物入れやプラントハンガーは、使いながら“見せる”雑貨として活躍します。
例えば、小物入れにアクセサリーを入れたままリビングの一角に置く、キーホルダーを家の壁に吊るして鏡の横に飾る、鉢とハンガーを窓辺に吊るしてグリーンコーナーを作る…など、“生活の中に馴染む”配置を意識すると、エコ雑貨としての価値もアップします。
メンテナンス・長く使うための配慮
天然素材ゆえに、湿気・直射日光・過度の摩擦には注意が必要です。例えば、麻紐のラグを置くなら床の材質(フローリング+湿気)に配慮し、時々乾燥させるなどの手入れを行うと長く使えます。
また、使い込むほど“味”が出る素材でもあるため、最初からぴかぴかにしすぎず「使って育てる」意識を持つのもナチュラルインテリな楽しみ方です。
今シーズンのハンドメイドトレンド&麻紐活用の方向性
ハンドメイド市場では、次のようなトレンドが見えています。麻紐を活用するにあたり参考になるポイントです。
ミニマル&サステナブル志向
“少ないもので豊かに暮らす”というミニマルな考え方と、“持続可能な素材を使う”というサステナブルな意識が、ハンドメイド界でも広がっています。
麻紐を使った雑貨は、まさにこの2つを両立する素材。余った素材を使って雑貨を作る、不要になったアイテムを麻紐で再生する、という流れが広がっています。
グリーンインテリア×手作り雑貨の融合
グリーン(植物)を取り入れたインテリアが依然として人気で、そこに手作り雑貨を組み込むスタイルが増えています。麻紐は吊るす・編む・巻く構造に適しており、プラントハンガーや鉢カバーとして大活躍。 “植物×麻紐”という組み合わせは、ナチュラルインテリ感も高めてくれます。
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混合素材&色展開で遊ぶ手作り雑貨
「麻紐だけで作る」だけでなく、コットン糸・ウッドビーズ・フェルト・リボンなど他素材と組み合わせることで、“手作りのオリジナリティ”を出す人も増えています。例えば、麻紐×カラーコードでアクセントを入れたり、麻紐×木製パーツでモチーフを作ったり。 こういったアレンジは、SNSなどで「ハンドメイドトレンド」としても注目されています。

実践ステップ:麻紐で始める雑貨づくり
最後に、「これから麻紐を使ってハンドメイド雑貨を始めたい」という方に向けて、ステップ・ポイントを簡単に整理します。
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素材を選ぶ
・麻紐の太さ:細め=コースター、小物用/太め=ラグ・鉢カバー向き
・色:生成り・茶色・白…がナチュラル/カラー麻紐でアクセントも可
・ストレート/糊付け処理あり:用途によって選びましょう。 -
作りたいアイテムを決める
初心者なら「巻くだけ」「三つ編みだけ」「くるっと輪にするだけ」といった簡単なものから始めるのがおすすめ。実例:空き瓶を巻くだけのハンドメイド。 -
使う道具・準備を整える
ハサミ・ボンド・グルーガン・かぎ針・風船(ランプシェード用)など、作るアイテムによって異なります。風船を使ったランプシェード作りなども下記の記事や動画でご紹介しています。 -
作業のコツを押さえる
・巻く際は“隙間を作らない”・“引っ張りすぎず馴染ませる”ことで仕上がりがきれい。
・編む・結ぶ場合、最初に短めに切って調整できるよう余裕を持たせるのが安心。 -
仕上げ・配置まで考える
雑貨が完成したら、“どこに置くか/どう見せるか”も大事です。ナチュラル素材の家具・植物・照明などとバランスを取りながら配置を検討しましょう。 -
清掃・メンテナンス
天然素材なので、湿気・直射日光・ほこりのたまりやすさなど、使いながら様子を見てお手入れしましょう。 -
次のアレンジを楽しむ
ひとつ作ったら、「色を変えて」「素材を混ぜて」「サイズを変えて」…とバリエーションを増やすと、ハンドメイドトレンドを自分なりに発展させられます。
まとめ
「麻紐」という一素材を通じて、「エコ雑貨」としての価値、「ハンドメイドトレンド」としての楽しみ、「ナチュラルインテリ」という暮らしのスタイルの3つが自然に結びつきます。手作りの雑貨が、そのまま空間の“顔”になり、環境にも配慮した選択になる。そんな嬉しい循環を、あなたの暮らしにも取り入れてみませんか?
まずは小さな一歩。「麻紐を一本買ってみる」「空き瓶を巻いてみる」「鉢カバーを作って吊ってみる」など、気軽に取り組んでみることが大切です。作りながら、自分好みの“ナチュラルインテリ”な世界を育てていきましょう。
麻紐のランプシェード手作りキット
商品詳細
麻紐のランプシェードがすぐに作り始められる手作りキットです♪
季節を問わずに使える麻紐。玄関に飾ったり、大きめに作ってお部屋の照明のランプシェードにしたり、クリスマスツリーに飾ったりと用途は様々です。
お好みでラメなども入れてみても可愛いです。
↓キットの内容↓
麻紐(約60 m)×2
ボンド 120 g
ハケ
洗面器
風船(7inch 最大17 cm)10個
ONLINE SHOP

Faden 108 – ファーデン イチマルハチ –
ナチュラルで素朴なデザインが魅力です。
本来はたたみの糸として使われている麻紐。
ひっぱっても切れにくい強さと、年数が経っても残っていられるのが自慢です。
必要な人に届けたい。
ぴったり必要とされる品物に出逢いたい。
お客様(誰か)とFaden108の絆を結ぶ糸になれますように。
麻紐
商品詳細
Faden 108 の麻紐はナチュラルで毛羽立ちの少ないのが特徴です。太さは約 1 mmと細く、もともとは畳の糸なので強度や耐久性に優れています。
素材はジュート麻でできており、バングラデシュで作られています。バングラデシュから輸入したものを、日本で糊付け加工しております。
Faden 108の麻紐は細くて丈夫なため、様々な用途でお使いいただけます。ラッピング、編み物、クラフト作りなど、お楽しみいただける方法は豊富です。麻紐を使った楽しい手作りの時間をお楽しみください。
Faden 108の麻紐についてもっと詳しく知りたい方へ
ナチュラル素材ならではの風合いや、多彩な使い方のヒントも満載です。ぜひチェックしてみてください。
麻紐の小巻 ~20メートル
商品詳細
麻紐を20メートル巻きで販売しております。
~20メートル(5m.10m.15mなど)の販売も行っておりますのでご相談下さい。
Faden 108 の麻紐はナチュラルで毛羽立ちの少ないのが特徴です。太さは約 1 mmと細く、もともとは畳の糸なので強度や耐久性に優れています。
素材はジュート麻でできており、バングラデシュで作られています。バングラデシュから輸入したものを、日本で糊付け加工しております。
Faden 108の麻紐は細くて丈夫なため、様々な用途でお使いいただけます。ラッピング、編み物、クラフト作りなど、お楽しみいただける方法は豊富です。麻紐を使った楽しい手作りの時間をお楽しみください。
Faden 108の麻紐についてもっと詳しく知りたい方へ
ナチュラル素材ならではの風合いや、多彩な使い方のヒントも満載です。ぜひチェックしてみてください。
麻紐&コットン糸 サンプル 4種セット
商品紹介
麻紐とコットン糸ののサンプル、1.5mです。
茶麻・緑麻・白麻・コットン糸の4種セットになります。
Faden 108 の麻紐はナチュラルで毛羽立ちの少ないのが特徴です。太さは約 1 mmと細く、もともとは畳の糸なので強度や耐久性に優れています。
素材はジュート麻でできており、バングラデシュで作られています。バングラデシュから輸入したものを、日本で糊付け加工しております。
Faden 108の麻紐は細くて丈夫です。木のクリップなどをつけてお写真やポストカードを飾ったり、ラッピングに試したりと1.5mでも用途は様々です。
ぜひ一度、お手元にとって質感を試してください。
ONLINE SHOP

Faden 108 – ファーデン イチマルハチ –
ナチュラルで素朴なデザインが魅力です。
本来はたたみの糸として使われている麻紐。
ひっぱっても切れにくい強さと、年数が経っても残っていられるのが自慢です。
必要な人に届けたい。
ぴったり必要とされる品物に出逢いたい。
お客様(誰か)とFaden108の絆を結ぶ糸になれますように。

