ベランダを眺めたときに、きれいにコーディネートされたおしゃれな空間だと一気に心が安らぎますよね。洗濯物を干したりするだけに使っていたシンプルなベランダでも、ひと工夫することで、新鮮な野菜を収穫できる素敵な空間に生まれ変わらせることが可能です。

この記事では、ベランダ菜園をおしゃれにコーディネートするためのアイディアをご紹介します。ベランダ菜園に必須のアイテムや、初心者の方にも育てやすい野菜も厳選してご紹介しているので、興味のある方はぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

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ベランダ菜園にあると便利なアイテムは？

ここでは、ベランダ菜園にあると便利なアイテムをご紹介します。

スコップ

苗を植えつける際や株分け、移植をするときなど、土を掘ったりすくったりするために使用します。選ぶときには、持ち手の握りやすさや重さを確認し、自分の手にぴったり合ったサイズのものを選びましょう。メモリが付いたスコップは、植えるときに土の深さを測ることができるので、大変便利ですよ。また土を触ると手に雑菌がついてしまうので、軍手やグローブがあると安心です。

じょうろ

ベランダ菜園に植えた野菜に、水やりをするのに必要な道具です。水がたっぷり入るような大容量タイプのじょうろであれば、ベランダと水道何往復もする手間が省けますが、その代わりにかなりの重さになってしまうことも。植物の数と自分の体力を考慮して、じょうろのサイズを決めてくださいね。

支柱

植物が倒れるのを防いだり、伸びてきたツルや葉が重なって風通しが悪くなってしまうのを防いだりするために、支柱を使ってツルを誘引します。支柱を選ぶポイントは、太さ・長さ・形状の三点です。大きく育つものには、太くて長いものを選ぶなど、育てる野菜がどの程度大きくなるかを考慮して選びましょう。

支柱の長さに迷ったときには、長めのものを選んでおけば安心ですよ。誘因がうまくいかない場合は、イボのついた支柱を選ぶことで、滑りにくく難易度が下がるのでおすすめです。

麻紐

ベランダ菜園を始めるときに、ぜひ準備しておきたいのが麻紐です。枝をまとめたり、支柱とツルを結んで誘引に使ったりなど、幅広く活躍してくれます。支柱を麻紐で結んだ場合も、麻紐の性質上ツルツルした支柱から滑ることがなく、しっかりと固定してくれます。強風や時間の経過で解けてしまうことはほとんどありませんが、ほどきたいときには結び目を解くことも容易なので、大変便利なアイテムです。

また麻紐は自然素材なので、土に落ちてしまったとしても自然に分解されて土に還ります。ゴミを出さないという点においても、地球環境に優しいサステナブルな素材です。

ガーデンラック

ベランダが狭くてなかなかベランダ菜園に挑戦できないという方は、ガーデンラックを活用してみましょう。限られたスペースに高低差をつけてプランターを並べることで、平らに並べるよりもたくさん配置することができます。

ベランダをおしゃれに見せてくれるアイテム

ベランダ菜園をおしゃれに演出するためには、きれいな景色を作り上げる必要があります。ただやみくもにプランターを並べるのではなく、高低差をつけてみたりなどレイアウトを考えながら慎重に配置していきましょう。見た目だけではなく、それぞれの特性を把握し、日当たりの好みなどに配慮することも必要です。

ここでは、ベランダをおしゃれに見せてくれるアイテムをご紹介します。ぜひ、おしゃれなベランダ作りの参考にしてみてくださいね。

ウッドデッキ

ベランダの雰囲気をガラッと変えてみたいのであれば、ウッドデッキに張り替えることをおすすめします。手軽にパネルタイプのウッドデッキを敷くのもおすすめです。壁の色やプランター、道具の色などをナチュラルな色合いに統一することで、より素敵な雰囲気に仕上がること間違いなしですよ。

ボードやガーランド

黒板風のボードやベランダの雰囲気に合ったガーランド、サインプレートを飾るだけで、簡単におしゃれなコーディネートが叶います。雑貨屋さんや旅行先などで売っていることも多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。

麻紐

麻紐は、つるの誘引や支柱同士を結びつけるのに使えるだけではなく、ベランダの雰囲気をおしゃれに演出してくれます。100％の自然素材なので、ベランダの雰囲気にやさしく馴染んでくれますよ。温かみが欲しいとき、ナチュラル調やカントリー調に仕上げたいときには、ぜひ取り入れていただきたいアイテムです。

プランツタグ

種を植えてから芽がある程度成長するまで、どの場所に何の野菜を植えたかが分からなくなってしまう場合があります。プランツタグに名前を書いて土にさしておけば、パッと見ただけで何の野菜かをすぐに判別できるうえに、とてもおしゃれですよ。

市販のものもありますが、自分で簡単に手作りすることも可能です。瓶の蓋に色をつけて穴を開けたものや丈夫な紙タグに、麻紐を通して茎にかければ、プランターをおしゃれに演出してくれます。

ベランダ菜園初心者さん必見！育てやすい野菜3選

野菜を育てた経験がない方は、野菜の種類を選ぶところから迷ってしまいますよね。ここでは、初心者の方でも育てやすい野菜を3つご紹介します。育てやすい理由も併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ミニトマト

夏のベランダ菜園の定番とも言えるミニトマトは、初心者が育てるのに向いている野菜です。トマトよりも虫や病気に強く、プランター栽培で手軽に育てることができます。実が付き始めたら、毎日たくさんのミニトマトを収穫することができるので、とても楽しいですよ。雨に当たると実が弾けてしまうことがあるので、雨が当たらず日当たりの良い場所に置きましょう。

小松菜

さまざまな料理に大活躍の小松菜は意外にも成長が早く、種まきしたから1ヵ月前後で収穫することができます。また暑さや寒さにも強いので長い間栽培することができ、初心者の方が育てるのにはぴったりの野菜です。害虫を避けたい場合には、涼しくなってきた秋ころに種まきすることをおすすめします。

ベビーリーフ

サラダに入る野菜としてお馴染みのベビーリーフは、特定の野菜を指しているわけではなく葉物野菜全般の若い葉っぱのことを言います。ベビーリーフは種をまいててから30日前後で収穫できるので、虫の被害に遭ったり失敗する可能性が低く、家庭菜園初心者の方におすすめの野菜です。若い葉っぱを収穫するので、初心者の方もぜひ種まきから育ててみましょう。

ベランダ菜園はプランターの置き場に注意

ベランダ菜園を始めると楽しくなってきて、プランターの数がどんどん増えてしまうものです。プランターを配置する際には、必ず避難経路を確保し、エアコンの室外機の前を避けて配置しましょう。

いざという時に避難経路がふさがれていて、スムーズに通れないと危険ですし、室外機の前にプランターを置くと、せっかく育った植物が傷んでしまいます。たくさん置きたい場合には、ガーデンラックなどを活用して、高低差をつけてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか。ベランダ菜園をおしゃれにコーディネートするためのアイディアや、初心者の方でも育てやすい野菜をご紹介しました。野菜を育てるスペースもひと工夫するだけで、雰囲気がガラリと変わりベランダに出るのが楽しくなりますよ。ぜひ今回の記事を参考にしていただき、おしゃれなベランダ作りに役立ててくださいね。