ハロウィンといえば、「子どもたちが仮装して近所の家をまわり、お菓子を集める」というイベントがあります。大人側としては「突然来られても準備していない」「勝手にあげていいのかわからない」「断るといたずらされるの？」などと感じる方が多いのではないでしょうか？

そこでこの記事では、ハロウィンのお菓子を断ってもよいのかどうかや、断る方法などについて紹介します。また、海外でお菓子を断るとどうなってしまうのかも紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

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ハロウィンのお菓子は断る人も多い

実際、ハロウィンに「お菓子くれなきゃいたずらするぞ」と子どもたちが訪ねてきても、断る人はたくさんいます。お菓子を配ることで子供たちを喜ばせられるというメリットはありますが、一方でさまざまなデメリットも。特に大きな問題は、子どもがアレルギーの可能性があり、あげたお菓子で体調を崩すかもしれないことです。ハロウィンのお菓子を断るのもアリなのではないでしょうか。

ハロウィンのお菓子を断る方法

ここからは、ハロウィンのお菓子を穏便に断る方法を4つ紹介します。

「うちはハロウィンをしていない」と言う

日本ではハロウィンに仮装して街に繰り出す若者は多いものの、家庭で盛大にハロウィンをお祝いしたりお菓子を準備したりする家は多くありません。事前に教えられていない限りお菓子を準備していなくも不自然ではないので、正直に「ハロウィンをしていない」「お菓子を準備していない」と言っても納得してもらえるはずです。

外出する

面と向かって断るのは気が引ける方や、何度もチャイムを鳴らされると迷惑だと思う方は、外出してしまうのもひとつの手段です。外食したり、ショッピングに行ったり、友人や親戚の家でのホームパーティーを計画したりして家を空けましょう。

居留守を使う

居留守を突き通すのもおすすめです。この日の夜はインターホンを切るか、チャイムの音量をゼロにして、ゆっくり過ごしましょう。

家の外に張り紙をしておく

家の外に「お菓子はないよ」「ハロウィンはしていません」などと書いた張り紙をしておくと、子どもたちもチャイムを鳴らさずに帰ってくれるはず。顔を合わせずに断れるので、気持ち的にも楽ですよ。

海外で見られるハロウィンのルール

世界でも特にハロウィンが盛り上がるアメリカでは、庭やお家の外にハロウィンの飾り付けをしていて、なおかつ玄関の電気がついているお家は訪問OKというルールがあるそう。飾り付けがなかったり玄関の電気が消えているのは「訪問NG」「もうお菓子がないよ」というサインなので、子どもたちはその家には訪ねません。また一部の地域では、お菓子をもらいに行く行為に年齢制限（何才まで）があったり、20時までという時間が決まっていたり、個包装のお菓子以外禁止だったりというルールがある場合もあります。

海外でお菓子を断るとどうなる？

海外でハロウィンのお菓子を断るといたずらされることもあります。とはいえ、飾り付けや玄関の電気がついているのにもかかわらず断られた場合に限るようです。ここからは、海外でお菓子を断るとされかねないいたずらを紹介しましょう。

窓に生卵を投げられる

一番多いのが、玄関や窓に生卵を投げられるというもの。これは嫌ですね。特にいたずらっ子な子どもや悪いティーンエイジャーには、お菓子関係なく生卵を投げたり、歩いている人に投げつけたりする人もいるそうです。

ホイップクリームスプレーで車を汚される

日本ではあまり馴染みのないスプレータイプのホイップクリームですが、アメリカやヨーロッパでは親しみのあるアイテム。そんなホイップクリームスプレーで車を汚されるというのも定番のいたずらです。

庭木にトイレットペーパーを巻かれる

庭の木にトイレットペーパーをぐるぐる巻きにするいたずらも定番で、ぐるぐる巻きにされたお家は「TPed the House（ティーピード・ザ・ハウス）」と呼ばれています。「TP＝Toilet Paper（トイレットペーパー）」という意味です。雨が降ると掃除が大変で困るそう。

ハロウィンのお菓子は断るのもアリ

ハロウィンのお菓子を断ることについて紹介しました。日本では、ハロウィンに近所を訪ねてお菓子をねだる行為はメジャーではないので、断るのもアリ。もし断って迷惑行為をされるようなことがあれば、自治体や学校などに連絡して対応してもらいましょう。次のハロウィンはどのように過ごすか、楽しく計画してみてくださいね。